土地家屋調査士CPD(専門職能継続学習)について

土地家屋調査士CPD(専門職能継続学習)について
日本土地家屋調査士会連合会によると、CPDとは、(Continuing Professional Development)の頭文字をとった略称であるとされています。 
詳細は日本土地家屋調査士会連合会ホームページをご覧ください。
土地家屋調査士検索ページから各土地家屋調査士のCPD履歴情報を閲覧することができます。
CPD履歴情報だけでは各土地家屋調査士の実務実績等を全て把握することはできませんが、情報開示することによって、依頼人が業務を依頼する際の判断材料にはなり得ると思うので、日々精進していきたいと思います。
 

 CPDとは?

 CPDとは,(Continuing Professional Development)の頭文字をとった略称です。
 我々専門資格者たる土地家屋調査士は,業務に関連する法律の改正,測量技術の急速な進展に伴い,常に業務遂行に必要な最新の知識・技術の習得,さらに,能力の維持・向上を図っていかなくてはなりません。そのために,研修会・講習会への参加,専門書の購読等の履歴を共通の基準で評価し,単位(ポイント)を付与し,それをインターネット等で公開することで,専門資格者たる土地家屋調査士の社会的認知度の向上を図るものです。

 

 なぜ CPDなのか?

 多様化し複雑化した現代社会が,我々専門資格者,いわゆるプロフェッショナルに対して持っている要請に,プロフェッショナルとしてどう応えるか,その一つがCPDなのだといえます。
 現代社会において,我々専門資格者は,情報開示を求められています。土地家屋調査士は,社会において一つの特権を取得した国家資格者です。国家資格者として,その実務実績等の情報を開示することは,サービスの享受者である国民が業務を依頼する際の一判断材料としての有効な情報を得ることとなり,依頼者との信頼関係を構築する基本的な条件となるものです。
 本来プロフェッショナルは,誰に強制されることなく日々研鑽を積み,倫理を守り,自身の専門性を常にプロフェッショナルであるにふさわしいレベルに保っていますが,それらを市民の目で見てもらい,説明をして理解してもらうことを制度として位置づけることが,社会の要請であり,その社会の要請に応えるための方法の一つとしてCPDを取り入れたのです。

日本土地家屋調査士会連合会
専門職能継続学習(CPD)(https://www.chosashi.or.jp/activities/training/cpd/)(参照2023年8月4日)
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